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今シーズン好調の横浜Fマリノス。中村俊輔が抜けたことで何が変わったのか?

2月25日にJリーグが開幕。補強シーズンにチームの主力の大型移籍もありました。

 

昨シーズンまで横浜Fマリノスで10番を背負っていた「中村俊輔」もその一人。シーズン途中からフロントや監督とうまくいかず移籍をするのではないか?と囁かれていました。

その通りになり、今シーズンは新たな場所を選びました。それは「ジュビロ磐田」名波監督からの熱いアプローチがあり移籍を選びましたね。

その他にも、チームの主力の「斉藤学」も移籍をしてしまうかもしれないと、契約更新もチームで一番最後でした。でも、斉藤学はマリノスに残ることを選び、昨シーズンまで中村俊輔の背負っていた10番を今シーズンから背負うことになりました。

 

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今シーズンチームの顔になることは間違いないですしベテランの移籍で若返りを目指すチームには斉藤学の存在は大きいと思います。でも、今までチームの顔だったミスターマリノスの俊輔の移籍はマリノスにとってはプラスなのか?マイナスなのか?

 

Jリーグが開幕して、すでに3試合が終わりました。マリノスの開幕戦の相手は昨シーズン年間勝点1位の「浦和レッズ」開幕前の予想からすれば、レッズが有利。ラファエル・シルバの加入や矢島の復帰など、攻撃力は昨シーズン以上。

 

それに対してマリノスは、扇原や海外からバルセロナ下部組織出身でセルビアの名門レッドスターからマケドニア代表のバブンスキーの加入などで若返りをはかった。

 

この試合は、逆転で浦和に競り勝った。試合後、ペトロヴィッチ監督は「斉藤学に負けた」と言っていた。その言葉通り、全得点に絡んだこの試合の斉藤学はすごかった。

 

新背番号10番は左サイドを制圧していた。マリノスの攻撃が斉藤学の左サイドからなのは浦和もわかったいた。でも、それでも防ぎきれなかった。あのトップスピードでドリブルされ、味方の動きもちゃんと視野に入っていると言っていたことには驚いた。

俊輔がいた時は、俊輔経由で斉藤学や攻撃をしていたことやドリブルで仕掛ける回数が昨シーズンよりも増えてる感じがしますね。10番を背負った覚悟と、自分がやらないとと斉藤学自身も思っているはず。得点こそ少ないが、アシストやほとんどのゴールに絡んでいることからすれば、マリノスの攻撃は今斉藤学から始まると言っても過言ではない。

 

そのことから2連勝で迎えた、第3節。相手は昨年のJリーグ王者の鹿島アントラーズ。この試合は、斉藤学が怪我で出れなかった。それでも王者相手に決して悪い試合ではなかったが、2連勝した試合と比べると攻撃に勢いがなく、攻めきれずにいた感じがしますね。2試合で6得点奪っていたチームが0で抑えられた。鹿島の守りはJ屈指の堅い守り。それでも、ここに斉藤学がいたらもしかしたら違う結果になっていたかもしれないほど、今は凄すぎます。

 

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ここ最近見ていて面白い選手やボールを持ったら何すんだろう?ってワクワクする選手が減ってきていると思います。でも、ボールを持った時の斉藤学を見ていると、

 

「次何するんだろう?」

 

「どうやって仕掛けるの?」

 

ってすごくワクワクします。こう言った選手が増えればもっとJリーグも楽しくなるに違いない。